2016/3/7(月)
内閣総理大臣宛に署名を提出し
復興庁に申し入れを行いました。
その際の映像と文字起こしを公開します。
『Codomo-Rescue』一同
よろしくお願いします。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
お忙しいところありがとうございます。
コドモレスキューのメンバーの方々と一緒に、このような時間を作っていただいて本当にありがとうございます。
それでは、時間も限られてますので、順番に色々な質問をしていきたいという形になりますけれども。
『Codomo-Rescue』小澤弘邦)
では、読み上げさせていただきます。
申し入れの読み上げをします。
『Codomo-Rescue』平野大輔)
まず新しく送った方の文章なんですけど、急で全部お答えいただけないということだったんですけど、どれに関してお答えいただけますか?
まず。
復興庁担当者)
まず先に修正されておられるところっていうのの確認なんですけれど、
『Codomo-Rescue』平野大輔)
細かいところではなくて、ざっくり1)、2)、3)・・・というテーマがあると思うんですけど、それに関して。
復興庁担当者)
それでは、追加されたところについては全部ではないと思うんですが、できる限り答えさせていただければと思っております。
『Codomo-Rescue』平野大輔)
それではあの、文書とかで回答いただくのはしっかりと答えて頂いたらありがたいんですけど、
けっこう端的にお答えいただけたら、すごくありがたいなと思います。
まず、一番初めに、1)に関して、お答えいただけたらありがたいですけど。
復興庁担当者)
はい、1)について、7月10日、昨年の7月10日の竹下前復興大臣の会見で、引用していただいているような発言があったことは事実だと思います。
この部分については、帰還を希望される方には帰還をいただけるようにしていきたいという風な前大臣の思いを述べた部分だという風に承知しておりますし、子ども被災者支援法では、避難せずに居住を続ける場合、避難して生活をする場合、あと、移動前の地域に再び居住する場合はいずれも適切に支援するという風なこととしているところです。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
7月10日の竹下発言、竹下大臣の発言というのは、現大臣は、それは継いでいますよね。
何か変わっているというところはありますか。
復興庁担当者)
基本的に、今の大臣もこのような発言をしているわけではないですけれども、スタンスとしては変わってないということで、基本的には。
『Codomo-Rescue』平野大輔)
福島県に、去年の8月に(署名を)提出に行きまして、その時に僕たちは、具体的に、「自主避難者の支援打ち切りに変わる具体的な支援策を国に要請してください」ということを強くお願いしてきたんですね。
それに関して、福島県から何かそういう要請というか、具体的なものがあったら教えていただきたいんですけども。
復興庁担当者)
これに関して、個別に具体的な要請を県からいただいているということはないと思いますが、様々な場で福島県とは意見交換をしておりますので、その中で福島県の思いというのはお伺いしているところです。
『Codomo-Rescue』平野大輔)
どういったことか具体的に知りたくて。
そういう意見もあったのかというのをすごく知りたいところでして。
復興庁担当者)
そういうとなるとどういうご意見、どういうことですか。
『Codomo-Rescue』平野大輔)
自主避難者、一番最後の行ですけど、自主避難者への支援打ち切りに変わる、具体的な支援の内容に関して、福島県からどんな要請がありましたかというところ、教えていただきたい。
復興庁担当者)
昨年6月の応急仮設住宅の業務終了とそのあとの対応ということで、福島県の方から、新たな支援策、総合的な支援策という風な中身で公表されているというのは、復興省としても承知しているところです。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
この1番の真ん中より下のところですけれども、自主避難も強制避難も同じように原則として帰っていただきたいと。帰らない人は帰らない人への対応を考えるというのが福島県の立場、っていう風に発言があったわけですよね。
「原則として帰っていただきたい、帰らない人へは帰らない人への対応を考えるというのが福島県の立場」っていうこの発言は(竹下前)大臣発言ですよね?
で、この対応、「帰らない人は帰らない人への対応」福島県の立場っていうか、どのような話になっているということですか?
復興庁担当者)
・・・
『Codomo-Rescue』山本太郎)
帰らない人の対応をどのように説明受けてますか。
復興庁担当者)
繰り返しですけど、この件について個別に福島県から説明を受けているというわけではないのでですね、
『Codomo-Rescue』山本太郎)
でもこれ、じゃあ福島県に丸投げねって話になるのかってことですよね。
福島県に丸投げするってことであれば、復興庁は存在しなくてもいいってことなので。
だから、住民に関わること、要は加害者がどうしてくれんねんって言ってることじゃないですよ。
被害者が、被害者ですよね?完全な。
この自主避難者達を含めて、強制避難者も含めて。
国が国策で推し進めてきたことに対する被害が生まれたと。
で、加害者が線引きをしてどうするかっていうのが今のスタンスだと。
で、話戻ると、要は、福島県が帰らない人たちにどういうようにしていくのかという内容に関しては、何も説明を受けてないという話ですか?
復興庁担当者)
いろんな場で意見交換をしている中で、県の公表している総合的な支援策の中では、避難先で残られる方に対して、民間賃貸住宅への家賃の支援というのを県がやるというのもお聞きしておりますし、復興庁としても公営住宅・・・県外で新たに公営住宅に入る方への入居の円滑化の支援なども行っていますので、そういうことをはじめとして、様々な支援を行っていくというようなことだという風に理解しています。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
そこに対してはお金つかないでしょ?
だって、もう(住宅支援の)打ち切り決まってて、で、その翌年から半額、その翌年から3分の1、って話になっていますよね?
復興庁担当者)
県の支援策に対しても復興庁として様々な形で支援をしていくという風なことになっていますので。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
だから、帰らない人への対応っていうのは、もう打ち切りっていう方向性を示してるっていうことですよね。
復興庁担当者)
家賃補助は県外で残られる方への家賃補助ですので、帰らない方にはそういう支援がありますということになるんじゃないでしょうか。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
だから2分の1、3分の1、でその先は無しでしょ。
復興庁担当者)
そういう先・・・そこまで先の話をされるのであれば、その先、実際最後どうなるかは分かりませんけども、現時点の方向としてはそういう方向になっていると。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
打ち切りっていうことですよね。
復興庁担当者)
打ち切りという風に言葉が適切かどうかあれですけれども。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
で、その民間を・・・民間の住宅住居っていうものを使用してっていうようなお話、それをバックアップしていくっていう話なんですけど、それはどういうことですか?
あの、何か・・・要は不動産屋的な役割をしてくれるってことですか。
紹介しかしないっていうことですか?
復興庁担当者)
いや、そこは県が、民間賃貸住宅に新たに入られる方に家賃の支援をするっていうことだという風な話で聞いています。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
それはあれですよね。
3分の1になって(支援が)切れるところまでの話ってことですよね。
復興庁担当者)
ええ。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
それに対しては、国からは何か、何もないですか?
復興庁からは。
ちょっとそれは、2分の1、3分の1っていう風に削っていく、っていうことに関しては、じゃあ福島県が決めたからしょうがないねって話になってるんですか?
復興庁担当者)
しょうがないねということではないですけれども、県の判断として、そのようなこと、新たな支援を、応急救助から新たな支援に移っていくというご判断だという風に理解しています。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
そのことに関しては、意見として、復興庁内でのやり取りっていうものに関して、2分の1、3分の1になっていく、結局この先打ち切りになっていく方向性っていうことに関しては、他の意見出ましたか?
福島県の言うことを丸呑みにして、じゃあそういうことなんだねってことで落ち着けたってこと。
それともそれはちょっとあまりにもないんじゃないかという意見も復興庁内ではあったんですか?議論は。
復興庁担当者)
この件に特化してそういう議論をしているわけではないですが、まあ、様々な形で、これだけではないのでですね、いろんな形で支援していかなければならないという風には思っています。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
ちょっとざっくり過ぎてよくわからないです。
もうちょっと詳細の部分を聞いてるんですよ。
いろんな議論があったりとか意見を聞いたりとかっていう話があったから、じゃあその議論の過程で、2分の1、3分の1その先打ち切りねっていう話になっていく中で、復興庁ではどんな議論が出ましたか?
復興庁担当者)
・・・・
『Codomo-Rescue』山本太郎)
その議論に参加されてた方っていうのはこの中にいらっしゃるんですかね?
復興庁担当者)
・・・・
『Codomo-Rescue』山本太郎)
いらっしゃる?いらっしゃらない。
復興庁担当者)
・・・・
『Codomo-Rescue』山本太郎)
としたらこの質問に答えるの難しくないですか?
皆さん出席されてないんですか?
福島県がこういう方向性で行きますと示したときに、じゃあそういうことでわかりましたっていう風に、ただ受け取っただけなんですか?
それとも復興庁内で、そのことに対して、本当にそれが適切なものなのか、っていうことの話し合いっていうことはされたんですかね?
そこに反対意見みたいなものは出てきたんですかね?
ということに関して、答えを出せる人はこの中にはいますか?
復興庁担当者)
それに関して正面からお答えできるのはこの中では今はなかなか難しいものがあるんですけど、福島県、先ほどもいろいろ、いろんなことを話しているというのは申し上げた通りですが、これ以外にも福島県はいろいろ当然やっていますし、それは家賃もそうですし、引っ越し代の支援とかもやってますし、その他いろいろ、あの、本当にいろいろやってるし、今後やっていくということで出してきたのが総合的な支援策ということになっていますので、それに対して、国がどういった支援をできるかっていうのは、当然話をした上で対応していくということではありますので。
『Codomo-Rescue』平野大輔)
あの、いろいろって言った中で、あまりにも「帰還、帰還」って。
支援も、戻る方に対して支援はすごい多いじゃないですか。
引っ越しがどうのこうのとか、多分それほとんどが戻る方に関してなんですよ。
今から避難したい方とか、今避難してる方に対する支援も、同じくらい手厚くするべきだなっていうのが僕たちの意見なんですね。
それに関していろいろっておっしゃいますけど、例えば、戻る方でなく、今から避難したい方とか、避難されてる方に対する支援ていうのを何か具体的に教えてもらえます?
復興庁担当者)
代表的なものは先ほどから出ております家賃の補助っていうのは、それは避難を続ける方、すでに避難されていて避難先からまだ帰らないという方に対して、今、仮設住宅、応急仮設住宅に住んでおられる方が、期限が到来した後への支援策ということでやっているのが、やろうとしているのが、家賃の補助という、それが一番代表的なものであろうと思います。
それ以外にも先ほど言っていましたように各地の公営住宅など、極力低廉な家賃で住める公営住宅がございますけれども、そこに入る条件を緩和するというんですか、なるべく入りやすくするといったことは、自治体にも協力を依頼しながら、それは復興庁、国から自治体に要請をして、なるべく避難されてきている方々に優先的に入れるようにしてほしいということをして、それはちょっとずつ広がってきております。
これは特に帰る、当然避難を続ける、避難先、全国各地の自治体ですから、避難先での支援の一つということになることと思いますし、それは特にいつ避難したというのは限定されていません。
『Codomo-Rescue』平野大輔)
それで関連することですけれども、この図多分ご存じだと思うんですけれど。
もう2)に入りますけどね、航空モニタリングで測ったものですよね。
それに、関数をいろいろかけたもので、マップを作成してますけれど、これで安全だって言ってることに関して、すごく疑問が残るんです。
これに関して、このマップが安全というか、(線量が)下がってるよっていう根拠になる理由をちょっと教えてほしくて、聞かせてもらいってるんですけど。
あまりにも、ホットスポットが点在している中で、この図を見せられて、何を判断すればいいのか。
(例えば)僕の家はここですけど、ここは本当に安全なのかっていうのは、これでは絶対測れないと思うんです。
それに関して説明してもらえたら。
復興庁担当者)
これ自体はですね、先ほどおっしゃっていただいたように、航空機モニタリングの結果に基づいて推定した外部被ばく線量ということで、今(平成)26年のを出していただいていると思いますが、併せて23年と26年のものを子ども被災者支援法基本方針の改定案のパブリックコメントの参考資料ということで提示をさせていただいております。
状況がいかに変わったかということをお示しさせていただくために付けていたものですけれども、併せて、個人の被曝線量測定事業の結果のまとめですとか、ホールボディーカウンターの内部被曝検査のまとめですとか、あと( )検査のまとめなんかもですね、併せて提示をさせていただいておりまして、いずれについても、相当程度低い数字になっているというような状況から、基本方針改訂したものの中では新たに避難する状況にないという風に閣議決定させていただいたというところでございます。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
これごめんなさい、航空機モニタリングってどれくらい上から取ってるものでしたっけ。
復興庁担当者)
航空機モニタリング自体は300メートルですよね。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
300メートルの高さから。
もちろんあれですよね。
普通に考えたら、航空機モニタリングやっていった後にも、この該当する部分、汚染が認められる部分以外にも、細かく土壌検査っていうのはなされなきゃいけないと思うんですよね。
その土壌検査っていうのは、どれくらいのメッシュでやられていましたっけ。
何キロメッシュでやられていますか。
復興庁担当者)
土壌検査自体は、昨年1月にコドモレスキューさんから規制庁に同じ質問をされていると聞いていて、規制庁の方からは、要するに規制庁の所掌で、規制庁がちゃんと答えてると聞いてるんですけど、その時に、メッシュはですね、メッシュはちょっとすいません今手元にないですけどね、全てホームページの方で、今、そういった形で全部公開されていると聞いてまして、要するに土壌においても大気においても全部モニタリングをして、分析結果を公表していると、昨年ご回答していると聞いております。
『Codomo-Rescue』小澤弘邦)
かなり距離として2キロとかそういう広い範囲でのメッシュだと思うんですけど、するとちょっとホットスポットという範囲で考えると・・・
復興庁担当者)
これはえっと、原発近辺10キロ範囲・・・
すいません。規制庁さんの調査ですので、こちらで測定条件とか細かいところを、今ご回答できる立場にないんですけど。
『Codomo-Rescue』小澤弘邦)
はい。
ちょっと荒いことは確かなんですよね。
その範囲として、ホットスポットの発生している場所とか発生している状況をみると、地上での土壌検査自体もメッシュがやっぱり荒くて、その中のキロ単位のところから、一ヶ所抽出とかそういった形になっていると思うんですけど。
やっぱり帰還っていうのは帰還される方にとっては非常に重要なことだと思いますので、やっぱり健康被害とか、被曝に関して一番影響が出ますので、だからそこを、避難されている方が帰還されるときに、その立場に立って頂きたいという風に思うんですけど。
『Codomo-Rescue』平野大輔)
すみません、一点だけ。
僕福島県に行ったときに、ストロンチウムの分布図、これ文科省が出していると思うんですけど、これを見たときに、ちょっと数値が違うと、だからいろんな場所にストロンチウムが発見されていますが、これは、大気圏核実験の時のデータだっていう風に言われたんですよ。
例えば、(宮城県)石巻と・・・福島県よりも、石巻の方が高かったりする場所があるのは、大気圏核実験の時のことだって言われたんですね。
で、そんな遠くから飛んできてるのに、今回、福島原発事故が起きた時に、セシウムだけなわけじゃないじゃないですか。
いろんな核種、多核種出てることは多分、分かってると思うんですけど、それに関して、核種も、全部測りきれてると思われてるんですかね?
出して、安全を確保したうえで、戻っていいよって復興庁的に言ってるっていうことですかね。
復興庁担当者)
核種について、昨年1月、先ほどと同じパターンになりますけど、昨年1月に規制庁さんに同じ質問をされてると聞いていまして、規制庁に今回もまた、その状況を問い合わせてみたんですけれども、やはりこのストロンチウム、多分おっしゃってるのはこのプルトニウム、ストロンチウムによる各種分析の結果についてっていう平成23年の調査のことをおっしゃってるのかもしれないですけど、規制庁としては、色々な省庁と協力しながら土壌にしても大気にしても全部調査結果を公表してるっていう風に確認しました。
そういう意味ではちょっとその、規制庁さんの調査の分析の結果とかそういうものに対して、今復興庁として規制庁がやってるのはおかしいんじゃないとかどうとかっていうお答えは出来ないんですけれども。
要するに、規制庁さんはそういう調査について、一応調査をした上で公表もしている、それについてはもうすでにお答えしているという風に伺っております。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
ちょっとさっきのメッシュの件を今確認を取っているんで、そのくだりに関してはちょっと一旦待って、一番最初の質問に一回戻ってもいいですか。
すいません。
先ほどお話しした中で、要は福島県の、福島県がこうしたいんだと、要は家賃補助、これは要は縮小させていくっていうことですよね。
で、2分の1、3分の1にして、打ち切りになるかどうかわからないけれども、縮小させていくっていう考えを福島県が示した後、復興庁内での議論は、もちろんされるわけですよね?
そのまま、そうですかって言って受け取るわけじゃないでしょ。
復興庁内でも議論はあるわけですよね?
あるかないかどちらですかね?
復興庁担当者)
それについて個別の会議とかをやったりとか、そういうことをしているわけではないです。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
じゃあそんな重要事項ではないということですね。
復興庁の中では。
復興庁担当者)
いや・・・そういう・・・
『Codomo-Rescue』山本太郎)
だってこれ重要事項じゃないですか、これって。
復興庁担当者)
あくまで県がそういう公表をされたということは承知してますけれども、
『Codomo-Rescue』山本太郎)
県が公表する前に・・・
わかりました、じゃ、皆さんは、県が公表した時に知った、ということでいいんですか。
復興庁担当者)
まあ、少なくとも、我々担当者としてはそうです。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
それすごい話ですよね、でもねえ。
復興庁担当者)
ちょっと部署にもよりますので。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
部署による、じゃあそれが確認できる部署がどこか教えてもらってもいいですか。
復興庁担当者)
ちょっと今分からないので。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
なるほど。じゃあ後程教えてください。
だってそれ、今の話の流れちょっとおかしいよなと思うのは、当然重大事項であるという認識はあるけれども、福島県が決定して発表した後に知った、っていうのはあまりにもちょっとおかしいと思うんですよね。
多分それは何か、あの、今の流れで話しちゃったことだけだと思うんですけど。
その中で、復興庁としての議論というものがなければ、例えば福島県が言ってることが妥当なのかどうなのか、適切なのかどうかっていうことは、やっぱり国として、復興庁として、判断する必要が、確かにそうですね、っていう答えを出すにしても話し合いは必要だと思うんですよね。
その話し合いを、されたのか、されていなかったのか、そのまま、福島県が言うことを鵜呑みにしたのか、これは公表よりも事前に行われてなきゃおかしいはずですよね。
福島県が勝手に発表しました、なんてことありえないわけだから。
復興庁担当者)
とは言いましても、福島県が最終的にこういうことをやりますっていうのを公表する前から当然いろんな検討はされていた、いろんな検討をされた結果今のような内容になったということなんだと思うんですけど、それに至る前に、県として色々検討してるということは、こちらとしても全く聞いてなかったわけではなくて、ああいうのはどうかこういうのはどうかっていう話を、多分、色々県も事前にされてたとは思います。
それについて国も全く聞いてなかったというわけではないんですけども、基本的には、先ほど申し上げた通りですけども、最終的にどういう仕組みでやるのがいいのか、どういう対応をするのが一番妥当なのかっていうのは、県にて判断されることでして、それについて国がとやかく言うことではなかろうと。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
だからそれまでにこの2分の1、3分の1っていう縮小、その先に打ち切りがあるのかどうか分かりませんけれども、っていう話し合いっていうのは、国・・・復興庁?、国?、分からないですけど、あと福島県の間では、その積み上げがされてきたってことですよね?
で、その結果、驚くようなものを出してきたわけじゃないっていうことですよね?
要はその積み上げっていうか、国も、復興庁も、その福島県が公表した内容に関しては、同意に近い形の話し合いがなされていたっていうことですよね?
復興庁担当者)
同意するしないという類のものでは基本的にないものですから。
そういう意味での話し合いではない。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
どういう意味での話し合い?
復興庁担当者)
同意するかしないかという・・・
『Codomo-Rescue』山本太郎)
でも、国が同意しないこと、復興庁が同意しないこと、福島県が強行できるんですか?
復興庁担当者)
それは当然自治体が、すべて国が指図するような話では全くございませんし、自治体独自の立場がありますので。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
まあ、でも、それちょっとおかしいよなと・・・
復興庁担当者)
それは国が逐一自治体に命令できる立場にはございませんので。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
そんなことないでしょ。だって、沖縄の問題見たらわかるじゃないですか。
沖縄の問題一つとっても、あそこまでひっくり返る話になってるんだから。
国が主導してやっていることに関して、一自治体が突っ走れるような状態にないわけでしょ?
ちゃんと話し合いが積み重ねられてきたってこと言われてたじゃないですか、先ほど。
復興庁担当者)
もちろん話し合いは常にやっています。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
そうですよね。
だからそれがオーバーランしている状態だったらもちろん、そこで復興庁から福島県側に投げかけがあるわけですよね。
復興庁担当者)
・・・
『Codomo-Rescue』山本太郎)
オーバーランしてないんでしょ、これ。
だから、同意に近い形で、大体これくらいが適切だろうっていう範囲内は、同じっていうことですよね?
復興庁担当者)
同じ・・・
『Codomo-Rescue』山本太郎)
同意っていう言い方がおかしいんだったら、別の言い方で考えていただきたいんですけども。
復興庁担当者)
否定はしないということでいえばそうですね。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
でも否定しなければならないようなことを強行できないでしょって話なんですよね、要は。
福島県がとんでもないこと言い出しましたって言ったら、それはやっぱりブレーキとして、ね。
連邦制じゃないんだから。
復興庁担当者)
とは言え国と自治体は別ですので。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
別といえども・・・
復興庁担当者)
そんなに国が強権できるという話ではないですね。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
それは人々の権利や命に関わることでもそう言えるんですか?
復興庁担当者)
まあ、ものによるんだろうとは思いますが。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
これはどうですか?
ものによるってことで。
じゃあこれはもう、受け流してもオッケーな案件っていう話・・・
復興庁担当者)
これについては先ほど申し上げた通り、現場の基本的な意見の判断ということで受け止めております。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
だから同じような、合意に近いような形で、話し合いが積み上げられてきたってことですよね?
復興庁担当者)
これに特化した話し合いではないですけれども、県と当然話は常にしていますので。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
これに特化した話し合いではないってことは、だから先ほどから言ってるとおり、この件に関して、自主避難者に関しての処遇ってことに関しては、そこまで重大事項じゃないっていう認識なんでしょ?
これ、自主避難している人たちを帰還してもらうのか、それともそのまま続けてもらうのかという話し合いについては、特別話し合う機会もなく、他にもいろんな問題がある中でその中の一つとして話し合われたって話ですよね。
復興庁担当者)
他にもいろいろありますので。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
他にもいろいろって言うのは、例えば、えーと、帰還者に対する、ってことですよね。
復興庁担当者)
それは・・・
『Codomo-Rescue』山本太郎)
帰還者中心の政策じゃないですか。全部。多くが。
復興庁担当者)
まあそれもあるかと思います。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
そうですよね。
復興庁担当者)
当然帰還した方々への支援も大事だと・・・
『Codomo-Rescue』山本太郎)
(帰還した方々への支援)の方が手厚くないですか?
復興庁担当者)
(帰還した方々への支援)の方が手厚い、そこをどう比べるかはなかなか難しい・・・
『Codomo-Rescue』山本太郎)
どう比べるかっていうか・・・
あの、うーん・・・
福島の皆さんからもちょっと。発言をぜひ。
『Codomo-Rescue』平野大輔)
すみません、20から50ミリの地域も帰還になったじゃないですか。
来年の・・・
※居住制限区域 (放射線量が20mSv/y~50mSv/年の区域)
『Codomo-Rescue』平野大輔)
その地域って、もう20ミリ以下に下がってるんですか?完全に。
復興庁担当者)
今はまだ除染してるところは・・・
『Codomo-Rescue』平野大輔)
除染中っていうことですか?
復興庁担当者)
そうですね。20ミリについては確か、まだ除染中の分が。
『Codomo-Rescue』平野大輔)
居住制限区域ですよね。
復興庁担当者)
はい。
『Codomo-Rescue』平野大輔)
なぜ20ミリを下回っていないのに、帰還が決定されてるんですかね?
素朴な疑問なんですけど。
いつからそんなことになっちゃってんの、っていう。
50ミリあった地域とかを、ざくっと帰還させますよ、来年の、4月でしたっけ?4月までにって。
どう考えても、納得ができないというか、除染が完了して(線量が)下がってるっていうんだったら、まだ分かるんですけど、今、除染中とおっしゃって、何を根拠に帰すぞっておっしゃってるんでしょうね?
帰すっていうか、避難指示を解除しますって言ってるんでしょうか?
復興庁担当者)
それに向けて取り組んでいきますっていう言い方だったかなぁと思ってはいるんですけど。
『Codomo-Rescue』平野大輔)
確定はしていないですか?
復興庁担当者)
それに向けた環境整備を進めていくっていうことが、確か昨年6月( )決定していて・・
『Codomo-Rescue』平野大輔)
復興庁としては、どれくらいに下がったら、って明確にあるんですか。
復興庁担当者)
復興庁としてではないんですけれども、もともと国の避難解除の要件っていうものが、閣議決定された文章ですけども、国における避難解除の要件っていうのは空間線量率で測定された年間積算線量が20ミリシーベルト以下になることが確実であること、要するに20ミリ以下になることが確実だっていうことが一つ目で、二つ目が日常生活に必要なインフラ生活関連サービスがおおむね復旧すること、子どもの生活環境を中心とする除染作業が十分尽力すること、あとは、県と市町村、住民との協議と、この三つがそろって解除になる。
『Codomo-Rescue』平野大輔)
「確実」っていうことは、20ミリシーベルトより下がらなければ、帰還はさせないっていうことですよね。逆に言えば。
復興庁としては。
復興庁担当者)
確実になる・・・させないっていうか、最後の決定はたぶん、県市町村住民との協議の上だと思いますけど。
『Codomo-Rescue』平野大輔)
基準がすごく曖昧になってるなってのがあるんですけど。
復興庁担当者)
いや、曖昧になってないと思います。
多分50ミリで帰すことになって・・・ちょっと今直接の担当でないので、この話はちょっとあの、私が担当でないので答えられないんですけど、国の方針として、さっき言った20ミリシーベルト以下になることが確実だということと、インフラが整うことと、県市町村、住民との協議っていう方針に決まっていますので、それが変わったっていう話は聞いていないので、すいません、そこは今即答はできないですけど。
『Codomo-Rescue』平野大輔)
この地図を多分何度も見てると思うんですけど、このピンクのところ以外は、来年の4月でしたっけ、に、全部帰還させるってわけではないということですか?
バラバラっていうことですか?
復興庁担当者)
方針として、29年3月までに、要するに被災後6年後までに、避難準備区域とかそういうところは、解除する方針はあります。
復興庁担当者)
方針はありますけれども、最後、それに向けて解除整備に努めるためにやっていくっていう言い方であって、実際に解除するかは先ほど申し上げた三つの要件が整っているかをその時に判断して原子力災害対策本部で決定をするということなので、今、方針としてそれを目指すことになっていますが、最後はその時の判断と。
『Codomo-Rescue』平野大輔)
「目指す」・・・
『Codomo-Rescue』山本太郎)
ごめんなさい、さっき電話してたんで。
三つの方針って、ざっくり教えてもらってもいいですか。
復興庁担当者)
三つの方針は、空間線量率で推定された年間積算線量が20ミリシーベルト以下になることが確実で、要するに20ミリシーベルト以下になることが確実で、日常生活に必要なインフラ生活関連サービスがおおむね復旧することおよび、子どもの生活環境を中心とする除染作業が十分沈着すること、それと、三つ目が、県市町村、住民との協議ですね。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
なるほど、これどうして空間なんですか?空間線量。
というか、何かにつけて空間、空間って話になってるんですよね。
復興庁担当者)
はい。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
空間も何もないだろって話なんですよ。
だって汚染されてるの土壌なんだから。
当然じゃないですか。
どうして土壌で持ってこないのかって話ですよね?
もう根本から違うって話なんですよ。
復興庁担当者)
土壌で・・・
『Codomo-Rescue』山本太郎)
だって核災害があった国々で、人が住めるか住めないかって、土壌で結構判断してませんかって話ですよね?
空間線量だけ測って住める住めないの話してる国ってあるんですか?
復興庁担当者)
すいません、ここは復興庁で決めてる部分ではないんですけれども、あの・・・
『Codomo-Rescue』山本太郎)
ごめんなさいね、例えば、復興庁で決めてる部分ではないということとかね、ちょっと縦割だから、何のために縦割りになってるかって言ったら、多分、ねえ、話をややこしくするための縦割りだろうとか思ってるんですよ。
っていうのは、もちろん専門性を深めるための縦割りでもあるけれども、結局他省庁のことに対してなかなか言えないっていう環境を作ってるわけですよね。
で話戻るんですけれども、空間で20ミリシーベルトとかっていうような決まり、それをどうして土壌で測っていかないのか、土壌によって、例えば、えーと・・。
だって、結局土地の上に住んでるわけだから、空間線量測るっていったって、どこで測るんですかっていう、1メートルですか、とかいう話ってあるじゃないですか。
その時にたまたま流れてきたりすることもあるかもしれないけれども、基本的に土地の上に住んでるんだから、土壌を測らなきゃはじまらないだろうっていう話だと思うんですよね。
だけど、もちろんそれは復興庁でやる話ではないっていうことは、よく理解しますけれども、でもそれってちょっとおかしいよなとかっていう思いは、復興庁の中ではないんですかね?復興庁の職員の皆さんの中には。
「うちが決めることじゃないけれども、それってちょっとなんか・・」っていうような思いってないですか?
復興庁担当者)
それはですね、もともとICRPっていう、国際放射線防護委員会での知見を参考として、原子力規制委員会でこの案をまとめまして、その時に空間線量率から推定される年間積算線量が20ミリシーベルト以下の地域になることが確実であることを避難指示解除の要件の一つとすることになって、原子力災害対策本部で閣議決定されたと聞いていまして。
うちとしては別に、規制庁っていうか規制委員会での提案が、原子力災害本部で閣議決定されたことに対して、特に異論を唱える立場にないというか・・・特に・・・そうですね、異論を唱える立場にないと思っています。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
でも、あれですよね、ICRPの話出ましたけど、ICRPの話から言うんだったら、20ミリから1ミリに、ていうか20ミリから減らしていかなきゃいけないっていう話になってるじゃないですか?
そういうところで20ミリの地域にまず戻ってもらうって話、空間線量、あともちろん除染ができてるか、あと、住民との協議、って話になってますけれども。
復興庁担当者)
まず戻ってもらうんではなく、避難してくださいっていう指示を解除するんです。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
なるほど。
復興庁担当者)
だから避難してくださいっていう指示を解除するだけで、あの、戻るか戻らないかっていうところに対して、戻ることを強制しているわけではなくって。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
なるほど。そうですか。
復興庁担当者)
避難してくださいって言ってたことに対して、強制的に法律上避難をしてくださいっていうことを、その指示を解除すると。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
なるほど。すいません、勉強不足で。
じゃあその解除されましたっていう形になって、それでも私は避難し続けますっていう方々に対しては、どのような手当てが今考えられてるんですかね。
復興庁担当者)
その話は、あの・・・すいません私が直接担当ではないんですけど、早期支援ですとか、要するにいらっしゃる方、要するに戻る方と、戻らない方と、あとその、なんでしたっけ・・・
『Codomo-Rescue』山本太郎)
要は、避難解除されました、戻るも戻らないも人の自由です、それはごもっともだと思うんです。
復興庁担当者)
戻るっていうか要するに戻るっていうことを強制しているものではなくて、
『Codomo-Rescue』山本太郎)
もちろん。
復興庁担当者)
今までは「そこにいてはいけません、避難してください」っていう指示をしてたわけですよね。
それを解除するってことで、戻ることを強制しているわけではない、
『Codomo-Rescue』山本太郎)
わかりますよ。
じゃその避難指示を解除しましたよ、っていう状態になって、私は戻りませんっていう決断をされた方々に対する、どんなフォローが、フォローっていうかバックアップがメニューとしてあるんですかね?
ざっくりでいいですよ。担当でないということなら。
復興庁担当者)
戻らない方、というか長期避難者の方にはだから、復興公営住宅の整備ですとか、コミュニティー交流による住民交流支援とかそういうものはしてると聞いてますけど。
すいません、私担当じゃないのでそれ以上深いことは・・・
『Codomo-Rescue』山本太郎)
すいません、じゃそれは誰に聞けばいいですか?
今の話だったら。
復興庁担当者)
すぐにはすみません、分かりかねます。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
じゃあ省庁の名前は?
復興庁担当者)
・・・
すいません、すぐにはわかりかねます。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
復興庁は関係ない?
復興庁担当者)
そこも含めてすいません。
担当でないので、すいません、ちょっとそこは・・・
『Codomo-Rescue』山本太郎)
今お話しされてた、ご担当じゃないので内容については、はっきりとは分からないということで、いくつかお答えいただいたのは災害復興住宅に対する紹介をしてもらえるとかっていうようなお話だったり。
例えば、(避難指示が)解除されましたよ、戻るも戻らないもご自由に、っていう話ですよね、今はね。
だけどその、戻る方に関しては災害復興住宅だったりっていうところをご紹介してもらえるとかっていうお話でしたよね。今。
復興庁担当者)
いや、戻る方は・・・
すいません、あんまり詳しくないので、申し訳ないんですけど。
今お答えできませんけど、あの、戻る方待つ方新しい生活を始める方という形で、決して戻ることを強制しているわけではなくて、それぞれの方に応じた対策とか支援をしているという・・・
『Codomo-Rescue』山本太郎)
それを個別に?
復興庁担当者)
個別にというか・・・
『Codomo-Rescue』山本太郎)
個別・具体的な支援策があるっていうことですか、これは。
復興庁担当者)
少なくとも、戻ることを強制はしていないと聞いています。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
なるほど、だとするならば、このエリア出身の方がこのエリアに戻るっていうことを強制しない、ということは間違いがないと。
復興庁担当者)
文字通り、避難指示の解除です。
避難してくださいという指示の解除です。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
ですよね。
それを強制するものではないと。
復興庁担当者)
はい。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
でも結局支援策というものが、県内に戻るっていうところが手厚くなっているっていうことになるならば、これ事実上の強制送還に近い形の話にならないかってことなんですよ。
復興庁担当者)
それは主観によるかと思いますけど。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
主観による。なるほど。
じゃ、ちょっとこれ、どうしたらいいやろ?
このままわかりませんということじゃ話進められないから、ここに関して誰に聞けばいいかっていうことを教えてもらえないと先に進めない感じなんですよね。
避難解除しました、戻るも戻らないも自由です、じゃあ戻らない人に対して、いったいどのような支援策が考えられていますかっていう部分に関して、誰に聞けば答えがもらえますかって話ですよね?
復興庁担当者)
・・・・・
『Codomo-Rescue』山本太郎)
旧避難指示区域、っていう場所が、要は、昔は避難指示区域だったよ、でも旧ってことはもうそこは解除されたんだよ、ってことですよね。
ごめんなさい、これ勝手にしゃべってます。今、この表見ながらね。
旧避難指示区域。田村市とか、川内村とか。
以前は、避難指示が出てたけれども、それが解除されたんだよっていう状態ですよね。
その方々に対する、戻らないって選択をされた方々にも、何か支援策があるわけですよね。今現在も。
あ、それ聞いてもわからないですよね。
復興庁担当者)
すいません。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
ごめんなさい、それ今どなたか調べていただけませんか。
この、今聞いてるクエスチョンに関して、答えを出してくれそうな方ってどなたかって。
5人いらっしゃるんで、1人の方がどなたかに聞いていただくとかってことできないですかね。
『Codomo-Rescue』鈴木真理)
皆さん何を得意にされてる方か・・
『Codomo-Rescue』山本太郎)
ああ、そうやな、
『Codomo-Rescue』鈴木真理)
わかんないんですよね。
いや、何を聞けばちゃんと答えてくれるのかなっていうのが。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
今(の質問)に対して、今の答え誰か調べてきていただけないですか。
復興庁なのかどうなのか、復興庁以外だったらどこなのかっていうことがわかればありがたいです。
すいません。助かります。
で、ごめんなさい、先ほどのお話・・・
あ、そうか、皆さんの得意分野を聞かないとダメですね。
専門と言いますか、いいですか?順番にお聞きして。
『Codomo-Rescue』鈴木真理)
お答えできるものは・・・
復興庁担当者)
こちらから申し上げますが、私はとこちらの二人は、ここにも言及されて、この文章に書いてあります、この被災者生活支援等施策の推進に関する基本的な方針の改定案についての作業をした部署におりますので。
この(2)です。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
(2)に関して。お二人が。
復興庁担当者)
ここにあります、この被災者生活支援等施策の推進に関する基本的な方針の改定案について作業をした部署におります。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
じゃあ、先ほどの、要は避難解除されました、っていうような僕の、私が皆さんに今お聞きしたような内容のは、被災者生活支援等の施策っていう部分には該当しない、
復興庁担当者)
ここには該当しないです。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
もっと細分化される、また違うテーマに・・
復興庁担当者)
これは避難指示が出ていたところ以外の話がメインになっています。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
おー、そういうことですか。
なるほどなるほど、
『Codomo-Rescue』平野大輔)
子ども被災者支援法のところですかね。そのお二人って。
復興庁担当者)
そういうことです。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
そういうことですか。
『Codomo-Rescue』平野大輔)
そちらの方は。
復興庁担当者)
こちら原子力災害復興班といって原子力災害の復興、大きく言うと全般的なところの担当をしていると、そういう部署です。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
なるほど、今の答えが返ってくれば、全員の答えが返ってくるってことやな。
復興庁担当者)
私は、原子力災害復興班の、主に規制庁との窓口をしていて、先ほど言ったように、例えば、昨年1月に、同じ質問を規制庁にご質問されてもう回答があるとか、規制庁の状態についての立場でお答えしていると。
『Codomo-Rescue』平野大輔)
モニタリング全般ってことですか?
復興庁担当者)
モニタリングっていうか、規制庁のやってる部分の、先ほどの例えばメッシュがどうとか細かいところは規制庁じゃないと答えられないんですけど、規制庁との窓口をしてますので、ある程度先ほど言ったような核種の問題についてはこの形で公表されてるとか、そういうお答えは出来ます。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
なるほど。
じゃ、メッシュの話にいきますか?
さっき事務所に聞いたら、10メートル×10メートル、100平米でメッシュでやってると、汚染のひどいところは。
汚染の低いところは・・・
復興庁担当者)
それは何の除染に対してですか?
『Codomo-Rescue』山本太郎)
土壌ですね。
土壌汚染を調べる上で、どれくらいの間隔でやってますかって話は先ほど。
復興庁担当者)
国際的にとかそういう話ですか。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
いや、今この福島の、被災地でっていう話・・・
復興庁担当者)
被災地でってことですか?
『Codomo-Rescue』山本太郎)
被災地かどうかわかんないですけども、少なくともこの範囲ではやってるってことでしょう。
先ほどの航空モニタリングの範囲でもやられてるっていう話じゃないですかね。
で、低いところだと、30メートル×30メートルでやってるっていう話を・・・
復興庁担当者)
うーん・・・
『Codomo-Rescue』山本太郎)
そうでもない?
復興庁担当者)
多分調査によると思います。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
調査による?
復興庁担当者)
その調査の種類とか時点によって、サンプリングの箇所は結構違ってると思いますので。
どなたかに聞いたのかわからないですけど、10メートル×10メートルとか30メートル×30メートルで全部やってるってことではないと思いますけどね。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
ということはもっと広くなるってことですか?
復興庁担当者)
私が今手元に持っているものだけでも、何か所のサンプリングをしたっていうのは、多少のものはありますけど、メッシュで取ったっていう話は、こちらには書いてないので、ちょっと私の方では事実関係はわからない・・・
ここにある限りでは、今おっしゃったような10メートル×10メートルとか30メートル×30メートルで取ったっていう報告でないものが現にあるので・・・
『Codomo-Rescue』山本太郎)
ごめんなさい、それで何になっていますか、じゃあ。
復興庁担当者)
こちらだとたとえば土壌のプルトニウムの話だと、北西方向100カ所で取ったって書いてありますし、セシウムのやつだと・・・
『Codomo-Rescue』山本太郎)
待ってください、北西方向に?
復興庁担当者)
北西方向100カ所って書いてあります。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
それはどれくらいの間隔で?
復興庁担当者)
書いてないですね。
こちらの報告書には書いてないので。
ですから10メートル×10メートルとか30メートル×30メートルで取ったっていう話は、調査によるんではないかというお話ですね。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
それを根拠に?
北西方向100カ所っていうことを根拠に?
復興庁担当者)
規制庁の方から、昨年一月に同じ質問をされて、核種ごととか土壌についての調査についてはこういう形で調査して公表していますって話を回答されてると聞いていて、私もその資料を見てみたんですけども、その資料を見てる限りでは、10メートル×10メートルとか30メートル×30メートルのメッシュで全部取ったっていう話ではなくて、例えばセシウムの土壌調査だと、85カ所だと書いてますし、先ほどのプルトニウムの話だと、北西方向100カ所と書いてますし、メッシュで取ったっていう報告にはなってないので、実際はその北西方向で、そういうメッシュで取ったのかもしれませんけど、10メートル×10メートルとか30メートル×30メートルで取ってるっていう前提自体が、私が今確認できないというか、私が持っている資料だとそうなってないっていうことを今ご説明させていただいている・・・
『Codomo-Rescue』山本太郎)
分かりました。すいません。
ありますか、皆さんも。
言ってください。
『Codomo-Rescue』鈴木真理)
具体的なのは一つ一つ聞きたいなとは思うんですけど、今復興庁としての立場的な話が、全然寄り添っては聞こえない部分があるんですね。
で、「復興」庁っていうんですから、復興のために今回あるわけですよね。
福島は特に復興っていうものを、皆さんがどういう風に捉えているのか、お気持ちを聞かせてほしい。
例えば今、風評被害っていう言われ方をして、非常に、どんどんどんどん福島のもの、また子どもたちに食品っていうか、野菜とかを食べるような政策、また安全だっていう風な言い方をしていくんですけども、福島に住む者にとっては、まわりで除染をしてるわけですよね、家の周りで除染をしてるっていうのは、みなさん、どういう風に感じます?
家の周りが除染されてるっていうことは、放射性物質が降ったから、汚れたところにいるから除染をしてるんですよね?
それを、風評被害だって言われても、住んでる人はどうやって納得するんですか?
そういうことを皆さんはどういう風なことを踏まえて復興へ踏み出そうという風にとらえているのか、各立場上色々あるんだと思うんですけども、そういった姿勢をちょっと、随分話が質問内容からそれてしまうかもしれませんが、そういう基本的な姿勢が見えないのに、一つ一つ聞くのもちょっと嫌になるっていうかね・・ごめんなさい、そういうところをみなさんどういう風に考えていますか?
自分の周りに放射性物質降ってね、来月一カ月除染に来ましたと、それは実害って言わないんですか?
風評被害っていう風に、復興庁、色々復興に対していろんな政策を打って、福島でイベントを開いたりとか、タレントさん呼んだりとかいろいろやるんだけども、そういったことに対して皆さんはどういう風な姿勢で取り込んでいるのかを聞きたいなと、どうしても今日どうしてもそこ聞きたい部分だったんですけど。
復興庁担当者)
・・・・・
『Codomo-Rescue』鈴木真理)
そんな難しいこと言ってないです。
すいません。
皆さんが自分たちが当事者になった場合にね、家の周りに放射性物質降りました、で、測ったらやっぱり・・・ちょっとなまってすいませんけども、除染しなきゃなんないねって言われて、除染するようになったんだけども、その土地は安全ですって言われても、安全だと思えますかっていうことよ。
だって降ったから除染するんでしょ?
実害があるから除染するんでしょ?
汚れちゃったから除染するんでしょ?
それなのに風評被害風評被害って言われても、どうしても、精神的に皆さん気持ち悪くてどうしようもないんですよね。
復興庁担当者)
それについては・・・
すいません、担当とかいうより全体を管轄している立場から申し上げますけども、若干個人的な見解が入ってるかもしれませんが、風評というのはどちらかというと安心、不安とかを、福島を含め今皆さんが思っていらっしゃる不安を、いかに払拭していくかっていうことなのかなと思っていまして、要は横で除染をしていて、どのくらい土壌とかを含めて線量がなっているのかっていうことと、あとそれによる体への影響がどうなるのかっていうことについて、実際、そこのところどうなんだっていうところをまずはちゃんと調べたうえで、それを専門家の方も含めて、ちゃんと皆さんに周知をして理解してもらうっていうことがまず、すいません、その部分について申し上げると、大事なのかなと思っていて、そういう対策について、復興庁も、協力させていただいているという風に理解をしています。
具体的には原子力災害に関してはその相談員制度というのも、こちらは内閣府さんの方で実質的にはやってらっしゃいますけど、そちらの相談員制度を使って、実際に現地の方に入っていただいて、その方々から実際につけていらっしゃるガラスバッヂの線量とか含めて、どれくらい受けているので、どれくらい安心なのかどうかっていうことも含めて相談を受けて答えるというプロセスはされているという風に聞いていますので、そういった形の対応を取りながら、実際の不安の払拭っていう意味では、対応されていると思っています。
それは風評という意味では大きく言うと風評という範囲の中かもしれませんが。
『Codomo-Rescue』鈴木真理)
風評被害っていう言葉自体が、間違った使い方をしてるっていう風に・・・
復興庁担当者)
風評というとどちらかというと・・・
すいません、若干個人的な話、考え方になってるんですけど、外に対して・・・
『Codomo-Rescue』鈴木真理)
確かに個人的な意見なんだけど、大きく皆さん同じようにとらえて動いてるわけですよね。
これは実害ですよとは言ってないわけですよね。
風評被害っていうような言い方だったら、カイワレ大根の例があったりとかしますよね?
復興庁担当者)
どちらかというと風評被害っていうと、イメージになってしまいますけど、福島より外の方が、福島から出ている産品であるとか、福島自体のイメージとかについてどう思っているのか、それがネガティブであればそこは被害があるっていうことなのかなと思っていて、それを風評被害という風にわかりやすく言うと、そういう風に整理をすることができるのかなと思ってはいます。
『Codomo-Rescue』鈴木真理)
だからそういったいろんなことを踏まえたうえで、避難してる人が戻るとかっていうときにね、実害があった場所に戻るわけだから、それ相当の対策が練られてなければ、戻りたくはないわけですよね。
復興庁担当者)
そうですね。
ですので変な言い方ですけど実害が今はまだあるのかどうかっていうところは、例えば分かりやすい例でいうと除染をするっていうことが一つ実害を減らしていくための取り組みなんだと思うんですけど、それでどれくらいいわゆる実害っていうのが減ってきているのか、っていうところを検証するということだと思っております。
検証してある程度の実害が減ってきているということで、戻られる方との関係で、さっき三つの条件と申し上げてましたけど、合意が取れるのであれば・・・
『Codomo-Rescue』鈴木真理)
でもそれはね、20ミリシーベルト以下であったりとかね、そういったものが本当に安全か安心かっていう部分は、皆さんが決めたことっていうかね、国が決めたことであって、そこに住む人たちは、受け入れているのか受け入れていないのか、じゃあ、震災前というか事故前はどうだったんだとかっていう、どういう環境のもとに暮らしていたんだとかっていうことも、やっぱり踏まえたくなるわけですよね。
復興庁担当者)
そうですね。
『Codomo-Rescue』鈴木真理)
そのうえでそれだけの汚染地帯に住むっていうことを、あの、簡単ではないと思う。
そんな簡単に、こうだから除染したから住めますよっていうことではないし、除染の現場が実際にどういう風に行われているかっていうのも皆さんはきっとあまり知らないと思うんですよね。
除染したものが、庭の片隅に埋められるわけですよね。
それって、もともとどうしてもおかしくないですか。
復興庁担当者)
除染・・・すいませんちょっとそこ・・・
『Codomo-Rescue』鈴木真理)
課が違うからわかんないかもしれないですけど。
復興庁担当者)
すいません、あの・・・除染自体・・・
その場に埋められているかどうかっていうところまで定かではなくて、一部は、すいません、環境省さんの所掌ではありますが、中間貯蔵施設に運んだりとかっていうことも含めて、そこからなくなる・・・
『Codomo-Rescue』鈴木真理)
一般家庭はまだまだですよ・・・
『Codomo-Rescue』)
まだまだですよ。
庭にあるんですよ。
そこを子どもたちが遊んだり通ったりするんですよ。
自分の子だったらどう思います?
自分の子がそういう状況にあったら。
復興庁担当者)
もちろん、個人的な感情・・・すいません、テレビが回ってる中であれなんですけど、個人的な感情としてはあまりいい気分はしないだろうと。
それがどういう風な影響なのかとちゃんと理解ができるまでは、あまりいい気分はしないかと思います。
『Codomo-Rescue』)
だから、できれば、福島の復興を考えるときに、やっぱり福島の人の立場に立って物事を考えてもらいたい。
自分だったらどうかなって。
自分だったらそういうところに帰れるかなとか。
いろんな想像をして、一つ一つ取り組んでもらいたいなと思います。
復興庁担当者)
わかりました。
『Codomo-Rescue』鈴木真理)
今空間線量が低いからとか、っていうよりも、もちろんその土壌汚染はどうなのかっていうところに、今真剣に取り組んでますとかね、っていう姿勢が見えるとか。
例えば初期被ばくはこれだけしてるのに、ほとんどの人は追加被曝したくないわけですよ。
それまでも強いられるのかっていうところにいるっていうことも踏まえて復興ってなんなのっていう、基本的姿勢ができてないところに復興復興だって言われても、福島の人本当に喜んでる人ばっかりではない。
『Codomo-Rescue』平野大輔)
じゃあ下がったっていうんですけど、その、こちらの、しつこいんですけど、支援法(の担当)だったらこれ、すごくご存じだと思うんですけど、これの、たとえば0.6マイクロシーベルト、放射線管理区域に相当するような場所は、関数をかけていくと、いくらくらいだと思われます?
こうやってパーって測って、0.6マイクロシーベルトが表示される場所は、ここに何ミリで表示されると思います?
復興庁担当者)
どういう意味ですか。
『Codomo-Rescue』平野大輔)
ガイガーカウンターを持って1メートル(の高さ)で測って、0.6マイクロシーベルトが表示される場所は、ここで、何ミリって表示されると思います?
復興庁担当者)
お示ししてるこの推計方法に則って計算すれば出るものだと思います。
『Codomo-Rescue』平野大輔)
どれくらいだと思います?
復興庁担当者)
ちょっとそれは暗算でできるものじゃないので。
『Codomo-Rescue』平野大輔)
これね、3.15(ミリシーベルト/年)なんですよ。
だから、普通で行くと5.2(ミリシーベルト/年)なのに、3.15(ミリシーベルト/年)という過小評価をもうすでにしてるんですね。
放射線管理区域っていうのは0.6マイクロシーベルトの場所5.2(ミリシーベルト/年)ですよね。
それに関数をかけていって下げていって、下がったっていうこの地図が、どうもおかしいと思うんですよね。
復興庁担当者)
根拠なくこの数字を出しているわけではございませんので、ここに記載の通りのそれぞれの意味のある数字をかけて推計をしているものですので。
『Codomo-Rescue』平野大輔)
なぜ普通の実数を出さないのですか。
復興庁担当者)
実数・・・
『Codomo-Rescue』平野大輔)
はい。
0.6で出せばいいじゃないですか。空間線量は。
復興庁担当者)
あくまで空間線量は空間線量ですので、実際に個人の方がどれだけ内部被ばくをされるのかという、年間に直した数字の推計という形で今回お示しさせていただいたということで。
元は結局は原子力規制庁の航空機モニタリングですので、おっしゃるような( )
『Codomo-Rescue』平野大輔)
これを提示して、安全って・・・データを安全ですよって言えます?
僕は全然言えないと思うんですよ。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
何を根拠にこの数字が正しいのかっていう部分もありますし、それだけじゃなくやっぱり元・・・
ごめんなさい、さっきの、環境省でした。メッシュの話。
10×10、30×30、それは環境省。環境省からもらった数字。ホームページにも載ってる。
だから多分先ほど言われた北西方向100カ所とかいうものも・・・
復興庁担当者)
ああ、すいません、それは規制庁がやったものとして、ホームページに出してるものについて、調査結果を見ると、メッシュでどうこうじゃはなくて、先ほど・・・
『Codomo-Rescue』山本太郎)
メッシュっていうのは載っていないということですね。
復興庁担当者)
載ってなくて、
『Codomo-Rescue』山本太郎)
検査方法というか、どれくらいの間隔でやっているかっていう情報は、
復興庁担当者)
載ってない。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
記入されてなかったんですね。
復興庁担当者)
はい、載ってなかったので、だから話をしている対象がずれたのかなと思ったので。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
すいません。
例えば10メートル×10メートルで1点っていうこと自体がもう、それで何がわかるんだって話ですよね。
30メートル×30メートルで1点って。
かなり厳しくないかって話ですよね?
測定方法として雑じゃないかって話ですよね?
復興庁担当者)
ものによります。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
ものによる、じゃあ放射性物質はどうかってことですよね?
放射性物質を、そんな雑に管理しているところなんてないでしょ?だって。
五重の壁で守ってるものなんですよ、もともとは。
ものによるって話ですけど、じゃあセシウムだったら大丈夫だとかってことなんですか?
復興庁担当者)
すいません、今、土壌の、環境省の土壌のサンプリングについてのメッシュが荒いっていうことをおっしゃってると思うんですけど、もともと空間線量っていう考え方は、30メートル上から、どのくらいの放射線量が出ているのかっていうのを見て、大体1メートルの高さの空間線量の換算値を出して、大体この放射線量であれば、高さ1メートルであればこのくらいのものになるっていうのを、だから実測値をもとに、1メートルの高さの空間線量値を出してるんですね。
そういう意味では、メッシュが云々ではなくて・・・
『Codomo-Rescue』山本太郎)
いや、もちろん、だからどこを中心に、より詳しく土壌をやっていくかってことの目安になるわけですよね。
だから初期段階の話ですよね、それ。
だからその次の土壌を調べていくためには、もっと狭い範囲でやっていかなきゃ厳しいと思うんですよね。
で、空間線量だけ測ってたとしてもやっぱり測ってる位置によっても全然数値が違うわけだから、先ほどから言ってるとおり、空間線量はもちろん移り変わりがあるだろうと、風の流れだったりいろんなものによって何か汚染が出たりすれば上がるだろうし、風の方向によっても変わるだろうし、その時の状況によって変わる可能性もあるでしょう。
でも土壌、土壌の上に人間が住んでるんだから、やっぱりそこ中心に物事を考えていかなきゃいけない。
土壌の汚染で・・・放射線管理区域、何万ベクレル、わからないですけど、その汚染っていうものが、はっきりさせていくってことしてかないと。
復興庁担当者)
おっしゃってる意味は分かりましたけども、多分環境省のメッシュの話だってことは、多分除染してるところの、土壌の放射線量調査の話をされてるんだと推測しますけれど・・・
『Codomo-Rescue』山本太郎)
なるほど。
ごめんなさい、ちょっと教えてください、どんなものがあるんですか、それ以外に。
ってことは、そのほかにもご存じのことがあるはずですよね。
復興庁担当者)
本当に、昨年1月にそちらにもご回答したものであるんですけど、空間線量以外にも、放射性物質の分布に関する調査っていう形で規制庁のホームページにいろんな土壌についての調査結果とかそういうもの載っていまして。
すいません、私、環境省の調査のことについて・・・要するに今おっしゃっているのは、環境省の調査のメッシュがちょっと荒すぎるんじゃないか、もっと細かいことをすればいいんじゃないかとおっしゃってると思うんですけど・・・
『Codomo-Rescue』山本太郎)
それ以外のことをご存じであれば教えてください。
復興庁担当者)
それ以外のこととして、
『Codomo-Rescue』山本太郎)
環境省以外のやり方以外でご存じであれば教えてください。
復興庁担当者)
環境省以外の・・・規制庁が・・・規制庁も、ストロンチウムですとかいろんな核種について調査した結果をホームページに掲載しています。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
以上?
復興庁担当者)
そうですね、で、さらに、全国の放射線量の測定マップについてもすでに回答済みと聞いていますけれども、モニタリング結果をすべて公表していると聞いています。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
ごめんなさい、僕の質問の仕方っていうか、話が悪いんだと思いますけど。かみ合わない理由は。
じゃあこの環境省のメッシュの広さっていうことは、他を見てみても、そんなに問題がないっていうか荒いって感じはしないと?
復興庁担当者)
すいません、それはできれば環境省の方に問い合わせていただいたほうが・・・
『Codomo-Rescue』山本太郎)
環境省の人間に荒いと思いますかっていう話じゃなくて。
ごめんなさいね、このメッシュの話から始まって、そこに食いつかれたので、お話を続けてたんですけども、この10×10、30×30、これは除染後のっていう話をされてたので、じゃあそのことについてもうちょっとご存じなのかなと思って、それ以外のところでのメッシュの狭さとか広さとかっていうのをご存じのところありますか。
復興庁担当者)
すいません、その辺はあんまり知見がないです。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
ですよね。
2回目ですよね。この話ね。
復興庁担当者)
申し訳ないです。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
えーと、どうしようか、もう時間もなくなってきた・・・
あ、わかりましたか?
復興庁担当者)
確認をした範囲では、復興庁でも取り組んでいる事業はあるかと思います。
ただ、それが今どこで、要は網羅的におそらくやっている部分もあろうかと思いまして、どこが具体的に担当してるかっていうのはまだ把握できておりませんので、そこはすいません・・・
『Codomo-Rescue』山本太郎)
すごい話ですよね。
だってあの地域に人々を返すって法律までもう通しちゃってるんですよね。去年に。
で、今に至ってその戻らないって人たちに対して、どんなインセンティブというか、どんなフォローがあるのかっていうことについても、それは網羅的にやってるのでわからない、復興庁もよくわかってない。
復興庁担当者)
復興庁で取り組んでる事業もあるとは思います。
あるとは・・・
『Codomo-Rescue』山本太郎)
確認してきました?
復興庁担当者)
はい。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
どんなことやってました?
復興庁担当者)
えっとそこは私は直接担当ではないので、あまり細かくお話ができないので・・・
『Codomo-Rescue』山本太郎)
なるほど、それは何を引けば分かりますかね?
復興庁担当者)
えーっと、何を引けば・・?
『Codomo-Rescue』山本太郎)
例えばホームページにこういうキーワードを入れたら出てくるとか。
あとはその担当部署の方とか。
復興庁担当者)
担当部署も今含めて改めて確認させて頂いてますので。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
そうですか、ありがとうございます。
どうしようかな・・・
『Codomo-Rescue』平野大輔)
最後、ちょっと数分お時間頂いて、うちのメンバーに、自主避難の支援打ち切りの当事者がいまして、その方からメッセージをいただいているので、それを聞いて頂いたら。
<Codomo-Rescue齋藤夕香からのメッセージ>
私は子どもたちを放射線管理区域から動かさなくてはと思い避難を決断しました。
避難したくてしたのではありません。 法律に則って動いただけです。
両親に説明をして、子どもたちを少しでも安心できる土地へと移りました。
さりげなく福島県でも避難を促し、県外でも受け入れをする場所があったということは、
動いても当然の事が起きていたということですから自主的ではありません。
なにも知らない私達に責任を委ねられただけです。
だから避難したくてもほとんどの人が出来なかったんです。
2017年3月の借り上げ住宅打ち切りで、避難者はさらに路頭に迷っています。
娘はあと少しで小学校を卒業するのに、
どうしてもここを出なければならないのでしょうか。
「避難を強いる状況にない」という身勝手な都合が子どもたちを犠牲にしていることに、どうして気がつかないんでしょうか。
やり方があまりにも冷たすぎます。
除染を断念した山や川が自宅のそばにはまだまだたくさんあるのに、
この国の方針は目をつぶりなにも知らない子どもたちをその場所で野放し状態にし、
それでもなにも知らない国民に大丈夫と言い、
具合が悪くなったら立派な病院が何とかしてくれるから大丈夫だと言うんでしょうか。
仕方がないで済むんでしょうか。
だったら出ていけばいいと言うんでしょうか。
国民が知らないところで法律を勝手に変え、
その法律を無視するようなこの国のやり方には憤りしかありません。
あなた方は子どもたちの命をつなぐ役割を担っている大人達です。
どうか子どもたちにもっと寄り添ってください。
お願いします。
『Codomo-Rescue』平野大輔)
あと1分だけ。
もう一人メンバーがいまして福島から長野に避難してる者ですけどメッセージを
<Codomo-Rescue植木宏からのメッセージ>
子どもたちが言っています。
「福島県や国、大人たちは私たちを守ってくれない」と。
放射能は安全とウソを言い続けている大人たちを
子どもたちは絶望の気持ちでいることを知ってください。
あなた方は、子どもたちの命よりも経済を優先し、
見殺しにしていることを忘れないでください。
あなた方は何のために生きてるんですか?
ひとりの人間として、大人として、お父さんとして、
子どもたちを守らない無責任な対応でいいんですか?
子どもたちはあなた方をしっかりと見てます。
あなた方がウソをつき、自分たちが犠牲になっていることを知ってます。
あなた方は子どもたちに絶望を与えていることを自覚してください。
子どもたちは大人たちがどんなことをしてくれるのかをちゃんと見てます。
今からでもいい!
人間として、大人として、ひとりのお父さんとして、
人間の魂を持った対策を取ってください!
子どもたちだけでも助けてあげてください。
子どもたちの心の悲鳴をきいてあげてください!
見本となる大人の背中をみせてあげてください。
『Codomo-Rescue』平野大輔)
今日いろいろ議論させていただきましたけど、それで全部回答いただけてないこともあると思うんですよね。
先ほど送った内容に、文書で回答いただきたいんですけど、それに関していつぐらいにいただけるとかってありますか。
担当の方も来てないと思うんです、全部が全部。
復興庁担当者)
文書回答を含めて、対応の方針を一回持ち帰って検討させていただいても・・・
『Codomo-Rescue』山本太郎)
もう一回お願いします。
復興庁担当者)
すいません。
文書回答を含めて、対応の方針を一回持ち帰って検討させていただけないでしょうか?
『Codomo-Rescue』平野大輔)
この前環境省に行かせてもらったんですけど、環境省は文書でいただけるということだったんで、できれば。
復興庁担当者)
ただ復興庁として、これまでその文書でご回答したっていうことはないものですから、要はその、新たな話になってしまいますので、中で議論させていただければと思っています。
『Codomo-Rescue』平野大輔)
ぜひ前向きに・・・
復興庁担当者)
はい。
『Codomo-Rescue』平野大輔)
これが、全部お答えいただけたんだったら「ああ、そうですね」ってなったと思うんですけど、多分今日急のこともあったと思うんで、全部は回答いただけてないと思うんです。
それをまた僕たち来るのも大変ですし、できたら、お答えいただけるとこをお答えいただけたらなあと思うんですけれど。
復興庁担当者)
持ち帰って、すいません、検討させてください。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
で、ごめんなさい、先ほど調べに行っていただきましたよね、先ほどの案件に関して、それも併せてお答えいただけるんですよね。
復興庁担当者)
そうですね。
確認をさせていただきます。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
避難解除されたところに対する、で、そこでは強制的に帰すわけではないっていう話は聞いたけれども、じゃあそれで帰るっていうことを選ばなかった人たちに対する、バックアップはどのようなものがあるのか、ということですね。
それともう一点、先ほどの家賃補助に関する、ほぼ打ち切りに近い形に関する話し合い、福島県とのっていう話がありましたけれども、福島県からの公表があってから知ったっていうのはそれはもう間違いでいいですよね?
そこも含めてじゃあ聞いた方がいいですか?
先ほどの一番最初に聞いた話では、福島県がそう公表した、そのあとに知ったっていうような論調だったと思うんですけど、まさかそんなわけはないですよね。
復興庁担当者)
そういう方向のことを、具体的な、これで公表しますっていう内容については、実際公表されてから私個人は見ましたけれども、組織としてどういう風だったかっていうのは少し確認が必要だと。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
なるほど。
で、それはどこに聞けばいいって話ですか?
それともお答えを返していただけるんですか?
復興庁担当者)
ちょっと確認させていただきます。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
なるほど。
その後、福島県の公表後、公表前でもいいですけど、この2分の1、3分の1っていう議論を、この復興庁の中でなされたっていうその経過を知りたいんですよ。
話し合いがなされなかったって言われればまあそれでもいいんですけれども。
もしも話し合いがされていれば、どんな議論が出たのかというようなこと、たぶんこれ今この場で言ってこの場で返ってくるとか、後で文書で来るとかって話にならないと思いますけど、そのことについて知りたいんですけれど、どうすればいいですかね、っていうご相談です。
すいません。
復興庁担当者)
一旦引き取らせていただいて・・・
『Codomo-Rescue』山本太郎)
はい、わかりました。
じゃ今言った一点と、二点になりますか、この三点に関しては山本太郎事務所の方に返していただいてもよろしいでしょうか?
復興庁担当者)
はい。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
すいません、お忙しいところありがとうございます。
『Codomo-Rescue』)一同
ありがとうございました。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
ごめんなさい、メッシュの件、環境省と、この土壌に関して、環境省以外に先ほどどこって言ってましたっけ。
復興庁担当者)
規制庁で、規制庁のホームページでも出てまして。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
他、それに関わっているところっていうのは?
復興庁担当者)
それはちょっとわからないです。
『Codomo-Rescue』山本太郎)
なるほど、わかりました。ありがとうございます。
1)竹下前復興大臣の発言、福島県からどのような支援の要請があったかに関して
前大臣の竹下復興大臣はこうおっしゃいました。
https://www.youtube.com/watch?v=6PxOZePKuRM
「子ども被災者支援法」の基本方針改定案を公表した際に、竹下亘復興大臣は『「放射線量は発災時と比べ大幅に低減し、避難する状況にない」そして、「基本的なことは福島に決めていただいて、我々が支援していく構図になっている。住宅、避難の時期等については、基本的に帰っていただきたいと。これは福島の強い思いでありまして、それを期日を示すことで、促進していきたいという思いがある」』と説明されました。
自主避難も強制避難も同じく、「原則として、帰っていただきたい。帰らない人は、帰らない人への対応を考えるというのが福島県の立場」と明らかに帰還を促しています。
また、自主避難者への支援打ち切りに変わる、具体的な支援の内容に関して、福島県からどのような支援の要請がありましたか?
2)「被災者生活支援等施策の推進に関する基本的な方針(改定案)」に関して
A)「被災者生活支援等施策の推進に関する基本的な方針(改定案)」に対する意見 参考データとして提示された、航空モニタリングで計測した値に、意味の分からない関数をかけて計算された、あまりにも『ざっくり』しすぎている航空モニタリングマップを見せて『線量が下がったから帰って来て』とは、本当に福島県民をバカにした話だと思います。 このマップで何を判断すればいいのでしょうか? 本当に安全だというのなら、各市町村ごとの、各家庭ごとの詳細な実測による放射線量をマップで示し、土壌も放射線核種すべて計測し、そのデータを提示した上で『安全』かどうか、各個人が判断するべきだと思います。その点に関していかがお考えでしょうか?
B)国策として推進してきた原発が事故を起こしたのですから、本来なら原発事故直後、年間1ミリシーベルト以上の地域に住む住民を、国の責任で早急に避難させるべきでした。しかし、国や福島県は県民を避難させずに被曝させ続け、年間20ミリシーベルトという考えられないほど高い基準を住民に押し付け続けました。国が避難させないがために自費で避難せざるを得なかった『被害者』である自主避難者に対し『支援してやる』という上から目線の対応を続けています。 『支援』ではなく『被った損害への賠償』です。 自主避難者への住宅の無償提供は、国の責任で継続しなければならない当然の「義務」ではないでしょうか?自主避難者への住宅の無償提供打ち切りを撤回し、被害者である自主避難者に対し住宅の無償提供の継続を求めます。自主避難者に対し住宅の無償提供の継続するお考えはおありでしょうか?
C)原発事故で年間20ミリシーベルト以上ということで強制避難させられた人たちに、20ミリシーベルト以下になったから帰還してもらうということはどう考えてもおかしなことです。そして『避難』させることなく『除染』をしている事自体、福島県民を守る気があるとは思えません。 そして繰り返しになりますが、航空モニタリングで計測し、意味の分からない関数をかけた数字自体が納得のいくものではありません。このような状況の中で人々の帰還を急ぐこと、自主避難者への支援を打ち切る事は到底許されません。その点に関していかがお考えでしょうか?
C)田中規制委員長は「除染の長期目標としている年間追加被曝線量1ミリシーベルトという水準は、1ミリ以下でないと生活できないとの誤解を招いた。年間20ミリシーベルトなら問題ない」と述べ、「年間20ミリシーベルトで安全・安心」として、福島県民の帰還促進をはかる方針を打ち出しました。20ミリシーベルトは、避難指示解除の目安となっている数値であり、放射線作業従事者の年間線量限度。放射線管理区域、そして、原発作業員の白血病が労災認定された年間5.2ミリシーベルトのおよそ4倍に相当します。それを放射線に感受性の高い妊婦、乳幼児、子どもを含む全住民の線量限度として適応するというのは人道上の観点からも国家的な犯罪行為だと言わざるを得ません。
年間20ミリシーベルトの場所に住み続けて健康被害が出ないという科学的な臨床検査の結果はでていないのに一体どういう判断で避難指示の解除を予定しているのでしょうか?
3、住民の帰還に関して
A)年間被曝許容量を事故前の年間1ミリシーベルトに戻し、福島をはじめ、東日本広域の年間1ミリシーベルトを超える地域の移住希望者、及び自主避難者に避難の権利を与え補償してください。
起きる事がないとしていた原発事故が起こった途端に今までの基準を変えましたが、そのようなことは到底許されません。
事故が起きた後で基準を変えた事で、福島県民、国民だけでなく国際社会の信頼を大きく損ないました。
復興庁としてこの件に関していかがお考えでしょうか?
みなし仮設住宅の無償提供が2017年3月で打ち切りが決定しましたが、それに変わる、年間1ミリシーベルトを超える地域の移住希望者に対する、具体的な支援策をお聞かせ下さい。
B)「居住制限区域」「避難指示解除準備区域」の避難指示を、2017年3月までに解除する方針とのことですが、コドモレスキューは年間1ミリシーベルト以上の地域に暮らす人に避難の権利を与え、補償すべきだと主張し続けており、避難指示解除に関して容認できません。
「居住制限区域」(年間20~50ミリシーベルト以下)も避難指示解除とのことで、考えられないほどの高線量を国民に強いる政策は犯罪的だと言わざるを得ません。
「居住制限区域」に関しては20ミリシーベルト以下にならなくても、住民の帰還を認めるのでしょうか?
また復興庁は年間何ミリシーベルトで安全に帰還できるとお考えでしょうか?
また、2017年3月までに解除する根拠を教えてください。
「避難指示解除準備区域」「居住制限区域」の地域の現段階の地上1mの放射線量、また、空間線量だけでなく土壌の放射線量、及び放射線核種のデータに関しても提示してください。
C)生活環境だけではなく、森林や河川等、20ミリシーベルト以下であるというモニタリングのデータを提示してください。
D)学校教育に関して。放射線管理区域(0.6マイクロシーベルト/時、1平方メートル当たり4万ベクレル)に相当する場所で、避難指示解除後に学校教育が再開されることは許されません。
そのことも考慮した上での避難指示解除でしょうか?
特に土壌の放射線量、放射性核種の放射線量を詳細に調べ公開してください。
E)「帰還していただきたい、帰ってきていただきたい」と復興庁が言うのであれば、『詳細なメッシュの核種ごとの汚染地図』を提示し国民に示す必要があるのではないでしょうか?
『30〜100種類放出された核種ごとの詳細な汚染分布図をお知らせ下さい』と、
何度も何度も【放射性核種】に関して各省庁に質問しているのですが、お答え頂いたことがありません。
復興庁が住民の帰還を促進し、避難指示打ち切りを推進する立場であるなら、上記の詳細な汚染分布図を国民に示す必要があるのではないでしょうか?
また【セシウムによる汚染分布図と、その他核種の汚染分布は同じだと思いますか?】
F)安倍総理は東京オリンピックの招致プレゼンでこう発言されました。
『我が国の食品や水の安全基準は世界で最も厳しい基準であります、
食品や水からの被曝量は日本のどの地域においてもこの基準の1/100であります、
つまり健康問題については今までも現在もそして将来も全く問題はないということをお約束いたします』つまり『アンダーコントロール』状態だと発言されました。
これは事実だと思いますか?復興庁の見解をお聞かせください。
G)復興庁は現在の避難者数、及び住宅支援を必要としている人数を把握していますか?。
また、今回の支援策でどれだけの人数の支援ができるのかでしょうか?住宅の支援延長はできますか?
H)子ども被災者支援法条文の第十四条に「国は、第八条から前条までの施策の適正な実施に資するため、当該施策の具体的な内容に被災者の意見を反映し、当該内容を定める過程を被災者にとって透明性の高いものとするために必要な措置を講ずるものとする。」とあるが、自主避難者への住宅無償提供を打ち切られた当事者の意見を十分反映した上での決定なのでしょうか?
被害者である当事者が、何故加害者である国に、一方的に意見を押し付けられなければならないのでしょうか?
2016/3/7
『Codomo-Rescue』発起人一同
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